AIへの指示の出し方|送信前に確認する5項目(個人のための型)
AIへの指示の出し方は、プロンプトの暗記ではありません。送信前に確認する5項目と、自分の言葉で指示を出すための型を、今日から使える形で解説します。
プロンプトの暗記は要りません。送信前に5つ確認するだけで、返ってくる答えは変わります。
送信前に確認する5項目
1. 目的とゴールを書いたか
最終的にどんな成果物が欲しいのか。「文章を書いて」ではなく「初対面の人に3分で自己紹介するための原稿を」まで書きます。
2. 役割を渡したか
AIに立場を与えます。「あなたは、私の話を最後まで否定せずに聞く聞き手です」のように。役割を決めないと、AIは平均的な助言者になります。
3. 前提情報を伝えたか
自分にとって当たり前のことほど、書き落とします。相手は誰か、いつ使うのか、どんな場面か。ここを渡すかどうかが、いちばん差になります。
4. 制約を決めたか
文字数、口調、使ってほしくない言葉。「〜させていただきます は使わない」だけでも、出力の印象は変わります。
5. 出力の形を指定したか
箇条書きか、表か、文章か。形を決めないと、AIは長い文章を返しがちです。
個人が使うときの、もう一つのコツ
仕事の効率化ではなく、自分のことを考えるためにAIを使うときは、「アドバイスしないでください」と最初に書くことをお勧めします。
AIは親切なので、放っておくと解決策を出してきます。けれど自己理解の場面では、解決されると考えるのをやめてしまいます。欲しいのは答えではなく、問いです。
完璧を目指さず、足場にする
最初から完璧な指示を出そうとして、手が止まる必要はありません。雑に出して、返ってきたものを見て直す。対話を通じてAIに壁打ちしてもらううちに、自ずと自分の「軸」や「本当に言いたかったこと」が明確になっていきます。
AIは、完成品を出す機械ではなく、考えるための足場です。そう捉え直すと、使い方が変わります。
その前に、材料が要ります
5項目のうち、いちばん効くのは「3. 前提情報」です。そして前提情報とは、結局のところあなた自身の言葉です。ここが薄いと、型を守っても答えは薄いままです。
具体的な深掘りの手順はこちらにまとめました。